魔鏡とは、仕組みは?作り方は?三角縁神獣鏡を3Dプリンター再現



魔鏡とは神社に飾ってある、

円形で青銅の鏡のことを言います。

 

鏡と言っても古めかしい鏡なので、

自分の顔を綺麗に映し出すことは出来ません。
パッと見た感じはただの青銅(青緑色)の、

汚い置物にしか見えません。

 

しかし魔鏡に光を反射させ壁に映し出してみると、

複雑な模様や絵が見えます。

 

このような不思議な現象が起きることから

魔鏡と呼ばれています。

魔鏡を壁に映すとこうなります

 

動画を見たら分かるでしょうが、

壁に文様が浮かび上がってますよね。

 

どう言うカラクリになってるの?

なぜこんな現象が起きるのかについて説明します。

 

背面に凹凸があり、製造工程である研磨の時、

厚い部分、薄い部分が出来るため、

光の反射にバラつきが出ることが原因です。

 

仕組みを知ってしまえば簡単ですが、

この微妙な厚みのバランスを調整するのが難しく、

職人の技がないと作ることは出来ません。

 

青銅で出来たベースの鏡を、

1ミリくらいまで削る必要があるのですが、

薄くしすぎると割れてしまいます。

 

かと言って厚くすると魔鏡にならず、

ただの円形で青銅の置物になってしまいます。

 

このバランスを紙一重で調和させるのが、

日本が誇る職人芸になります。

 

卑弥呼の鏡を再現

3Dプリンターと言って、

3次元のモノを金型にコピーして、

同じ外観のモノを作る装置があります。

 

銃が一つあれば部品を一つずつコピーして、

出来た部品を組み立てれば銃が量産出来ます、

なので使いようによっては危険とされてます。

 

この3Dプリンターを使って、

古代の三角縁神獣鏡(別名:卑弥呼の鏡)を、

コピーして光を反射させる実験が行われました。

 

結果ですが壁に文様が浮かび上がりました、

ようするに魔鏡だと言うことが分かったわけです。

 

これが何を意味するかと言うと、

古代の日本には魔鏡を作る技術があった事になります。

 

「だからなんなの?」

このようにあなたは思うかもしれません。

 

つまり当時の文化レベルの高さを、

証明する手掛かりになるわけですよ。

 

一般人の我々からすると興味ナッシングでも、

偉い先生からすると大発見なんです。

 

だから考古学者の人は歓喜してるわけです。

 

まとめ

長くなったのでコンパクトに要点をまとめます。

 

・魔鏡とは青銅の円形をした薄い鏡

・絶妙なバランスで削って作る

・3Dプリンターがあれば作れる

・三角縁神獣鏡(卑弥呼の鏡)は魔鏡

 

今までは神社で見かけても汚い鏡と言う認識で、

手に取る事もなかったでしょうが、

 

もし魔鏡を手に取る機会があれば、

光を壁に反射させて模様が出るかみてください。

 

ただし薄いので落とさないように注意してくださいね、

割ったら神主さんに怒られますよ(笑)



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