伊勢丹がセールを遅らせる理由、販売戦略に迫る!



三越伊勢丹は百貨店の大手になりますが、7月17日

他の百貨店に比べて3週間も遅れてセールを実施しました。

 

混雑が予想され10時15分より15分繰り上げて開店しましたが、

開店直後から館内は多くの人でにぎわいを見せました。

 

伊勢丹セールに並んでいた人が館内に入りきったのは10時30分、

その時点でお客さんの数は7,000人以上に及んだようです。

 

特に婦人服売り場の2階~4階、催事エリアの7階が繁盛し、

数階に渡って列が伸びていたようです。

 

意図的に遅らせる戦略

通常この季節になると、次期シーズンの需要最盛期になります。

 

そのためデパートなどの衣服は秋物新作が並び、

すでに夏物のセールは終わっている状態です。

 

伊勢丹ではなぜこの時期にセールをするのかと言うと、

それは売り上げを伸ばすためのひとつの工夫なのです。

 

百貨店は苦しいと言われる時代なので、

ただ何となく他のデパートを同じ事をやっていては生き残れないのです。

 

オリジナル商品「MIQ(三越伊勢丹クオリティ)」の拡充を図り、

正価購入顧客の利用を促し、セール前の売り上げをカバーすることが目的。

 

この方策によって客離れを食い止めることに成功し、

結果高級ブランド品や高額品に加え正価品の販売が絶好調です。

 

このあたりの経営戦略を見たら上層部が有能かどうか分かりますね、

惰性で行うのではなく、利益を最大化させるために慣例をやぶったわけです。

 

セールがいらない戦略

伊勢丹は今後もセールを遅らせる方法を採用していき、

最終的にはセールがなくてもお客さんが、

満足できる買い物をしてもらうことを理想として進めてます。

 

まあセールに頼ってるようではまだまだですからねー

 

また、夏だけではなく冬のセールでも同じく遅めのセールを行い、

売り上げをカバーしていく方針です。

 

三越伊勢丹セールに歩調を合わせた、

大手アパレルメーカーでも同じ方策が取られるようになり、

今後さらに夏商戦が活発になると予想されるでしょう。

 

全体が歩調を合わせたら効果が薄れますから

今後どのような展開をするのか目が離せませんね。

 

激化する競争

昔は百貨店が強い時代ですが、

最近は赤字が膨らみ店舗を閉鎖する地域も出てます。

 

これは郊外にイオンのような大型ショッピングセンターが、

出来た事が大きく影響しています。

 

今まで複合商業施設と言えば百貨店だった波が

大きく変わったわけですよ、これは大打撃と言えます。

 

百貨店は年齢層が高くなるので、

子供連れのファミリーを囲い込むのが難しく、

生き残りをかけて、今後も厳しい戦いが続きそうです。



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